2023年に避けるべき時代遅れの意味ないSEO対策
検索エンジン最適化の分野では、常に混乱がありました。私たちが得た知識のほとんどは試行錯誤によって得られたものであり、何かを理解するまでには、Googleのアルゴリズムはすでに進んでいます。 したがって、ウェブ上にある情報やSEOの専門家がするSEOアドバイスのかなりの部分は矛盾していることが多く、時代遅れな情報があるのも事実です。SEO対策を生業にしている私が言うのもおかしいですがこれは事実で、SEO対策会社を選ぶときはその会社が常にSEOに関する最新情報を発信しているか確認するのも一つの重要な要素となります。今日は、役に立たないことが証明されているか、Google のポリシーによって禁止されているにもかかわらず、いまだに存続しているいくつかのSEO対策を見てみましょう。 それらのいくつかは時間の無駄にすぎませんが、他のものは実際にあなたにペナルティを科す可能性があります。
1つのキーワードの専用ページ
以前アルゴリズムがそれほど進歩していなかった頃は、検索クエリを少し変更するだけで、まったく異なる検索結果のコレクションが生成されていました。 したがって、任意のトピックで検索の可視性を獲得したい場合は、その狙ったキーワードごとにページを作成し狙ったキーワードでページのタイトル、コンテンツ内に狙ったキーワードの比率が4-7%程(自分の経験上)の比率になるようにキーワードをちりばめるだけで検索結果の1-2ページにランクインすることができました。
私も以前はこの手法を使っておりtsujigawa.comにもそのページがまだいくつか残っています。
「福岡のSEO対策ページ」ーこのページは2013年の年末にページを作りわずか3か月で1位
[狙ったキーワード:SEO対策 福岡]
「東京のSEO対策ページ」ーこのページは2014年2月にページを作りわずか8か月で1位
[狙ったキーワード:SEO対策 東京]
なぜ1つのキーワードの専用ページを2023年に避ける必要があるのか?
2013年にハミングバードアップデートが導入されて以来、Googleは同義語だけでなく、同様の意図を持つ検索も識別するのが得意になりました。今日では、様々なキーワードで検索してもユーザーの意図をくみ取り、言葉(キーワード)の選択ではなく、ユーザー意図に一致するほぼ同じページの検索結果が表示されます。
だから上記の私のページ「福岡のSEO対策ページ」「東京のSEO対策ページ」のどちらも2016年には検索圏外に飛ばされました(笑)
だからこそ、専用のキーワードページを作成することは今や時代遅れです。この SEOのすべての努力が、非常に競争力のある 1 つのページの作成に費やされる必要がある時代に、多くのクエリに対して何十のページを最適化しようとするのはなぜでしょうか。言うまでもなく、ほぼ同一のページが多数あると、Googleによってスパムと見なされ、検索ペナルティが発生する可能性があります。
1つのキーワードの専用ページを選択しない場合どうすればよいか?
キーワードごとではなく、トピックごとに1つのページを作成します。 ターゲットキーワード、その種類、同義語、関連する検索語を使用して、ページのトピックに対処します。
キーワード密度
以前のキーワード密度の背後にある考え方は、Googleがそのページが何であるかを理解するために、特定のキーワードで構成されている必要があるという考え方です。昔はページのコンテンツに対して何パーセントのキーワードが必要かなどという議論が連日繰り返されていましたし、私も前のトピックで述べたように自分の中でキーワードは4-7%の間でコンテンツやページを作成するよう努めていました。
なぜキーワード密度を2023年に避ける必要があるのか?
キーワードは依然としてある程度重要ですが、完全一致キーワードとキーワード密度は過去のものです。 2011 年に、 Matt Cutts(Googleのスパム対策チームのリーダー)は ページごとに数回以上キーワードを使用しても付加価値はなく、キーワードを使いすぎるとランキングに悪影響を与える可能性があると警告しました。 さらに、キーワードの密度のパーセンテージを追求すると、ユーザーと検索エンジンの両方から疑われ、スパムペナルティを受ける可能性があります。
キーワード密度を選択しない場合どうすればよいか?
正統法でコンテンツを作成することを心がけ、特定のトピックごとに最適なキーワードの使用方法を見つけてください(盛りすぎず自然な文章で)。逆に狙ったキーワードがそのコンテンツに全くないのは論外です。私の見解ではあくまでも自然に狙ったキーワードをタイトルタグ、スキーマ、コンテンツ内の文章(ヘッダー、フッター、メニューを除く)には必ず入れることをお勧めします。しかし昔のように何パーセントの比率になるようになどの方程式はなく、自然な流れで文章内に狙ったキーワードを入れるタイミングがあればそれを入れてください。
ページの長さ
トップランキングを達成するためには、ページが特定の最小ワード数でなければならないというSEOコミュニティ内の根強い考えがあります。数年前は1,000語だったのが2,000語になり、今のところ1,500語に落ち着いていると思います。 長い形式のコンテンツは、短い形式のコンテンツよりも最大70%以上の多くのバックリンクを獲得する傾向があることを示すいくつかの研究もあります。
なぜページの長さを2023年に避ける必要があるのか?
コンテンツの長さが検索結果のランキングを左右するということに関して説得力のあるデータがいくつかありますが、これを信じてコンテンツを作成していくと大きな落とし穴に落ちる可能性があります。ユーザーと検索エンジンの両方にとって本当に重要なことは、コンテンツが自分が求めている情報が記載されていてそれが他のページに比べて完全であることです。トピックによっては500語のコンテンツが最適の場合もあれば、10,000語が最適の場合もあります。これらのトピックのいずれかを正確に1,500語でカバーしようとすると、コンテンツの質が低下し、それに応じてランキングにも影響を与える可能性があります。
ページの長さを選択しない場合どうすればよいか?
ケースバイケースで単語数を決定してください。 できれば、単語を数えるのをやめて、トピックが尽きるまで自分が必要と思うことを書き続けてください。競合他社のページを分析し、特定のトピックごとにどのような種類のコンテンツの長さが必要か考えるようにしましょう。
バックリンクとWeb2.0
以前は、バックリンクが多いほど、検索で上位にランクされていました。唯一大変だったことは、自分のサイトへリンクを渡してくれるWebサイトを手に入れることでした。そこで、Web 2.0 が非常に役立ちました。ユーザー(個人)が自ら情報発信を行う時代に突入しブログやホームページを誰でも簡単に立ち上げれる時代になったおかげで、SEO界隈はリンクを手に入れる無数の新しい機会を得ました。ここで私を含むSEO業者はとにかくバックリンクを得ることだけにSEOの活路を見出していました。そしてこのリンクをとにかく手に入れるために様々なバックリンク用のサイト(昔は衛星サイト・サテライトなどという言葉が流行りました)の作成ツールなどが乱立しスパムはパンデミックのように広がっていきました。
なぜバックリンクとWeb2.0を2023年に避ける必要があるのか?
2005年に、Googleは、ユーザー生成スパムを多く含む Web サイトに罰則を科すことを明らかにし、Web管理者にリンク構築に対する対策を講じることを奨励しました。そのような手段の1つがnofollow属性の導入でした。 リンクにnofollow属性を追加すると、リンク先ページに権限(影響)が渡されなくなり、バックリンクが役に立たなくなります。それ以来、nofollow属性は、WordPress、Medium、Quora、YouTube、Flickr、Disqus、Twitterおよびすべての人気のあるソーシャルネットワークを含む、ほとんどのWeb2.0サイトおよびアプリケーションに実装されています。
バックリンクとWeb2.0を選択しない場合どうすればよいか?
Web2.0のバックリンクはSEOには役に立ちませんが(全く役立たないわけではない)、トラフィックとコンテンツの宣伝には意味があります。ブログ、ディスカッションボードでのプレゼンス、またはアクティブなソーシャルプロファイルを持つことはすべて、コンテンツを配信し、トラフィックをWebサイトに戻すための有効な戦略です。
その上、一部のWeb 2.0サイトは、それ自体が検索エンジンになりつつあります。 今日、人々はGoogleを検索するのと同じ方法でYouTube、Twitter、Reddit、またはInstagramを検索しています。 これらのプラットフォームにあなたのサービスやブランドが存在することも、一種の検索エンジン最適化です。
自作自演のブログ・ウェブサイトの作成
バックリンクを大規模に生成するもう 1 つの方法は、独自のWebサイトネットワークを作成し、メインのWeb サイトにリンクさせることです(PBNと呼ばれる)。このリンク構築手法の魅力は、自分で100%ネットワークを制御できることです。他のWebサイト所有者と交渉する必要がなく、nofollow 属性を付けられリンクの影響を無意味にされることもありません。うまくやれば、PBNはランキングを上げる最も簡単な方法の1つです。
なぜ自作自演のブログ・ウェブサイトの作成を2023年に避ける必要があるのか?
GoogleはPBNを容認しているわけではなく、発見された場合、ためらわずにネットワーク全体にペナルティを科します。もちろん、検出を回避することに成功しているPBNもあります。ライターを雇って高品質のコンテンツを作成し、IPを分散し、バックリンクプロファイルを多様化しています。そうは言っても、これらのPBNは維持するのにもかなりの費用がかかり、ほとんどの企業はこの戦略で収支を合わせるのに苦労するでしょう。
自作自演のブログ・ウェブサイトの作成を選択しない場合どうすればよいか?
いリンクチェックツールを使用して、正当なリンクを手に入れるチャンスを見つけましょう。競合他社を 2 つ以上調べて、共通しているリンクがあるかどうか調べてください。フィルタを適用してnofollow リンクと権限の低い Web サイトを除外すると、少なくとも数百のリンクをしてくれるであろうサイトのリストを手に入れることができます。そのリストをもとに交渉が必要なサイトは交渉、交渉の必要がなく一方的にリンクを獲得できる場合はそのサイトを有効活用しましょう。また人々にとって有意義なコンテンツをあなたが配信している場合は自然とリンクは集まります。バックリンクの獲得に固執する必要はありません。あなたがユーザーにとって有意義なコンテンツを配信していれば結果は後からついてきます。
ゲストブログ
多くのバックリンクを作成するさらに別の方法は、ゲストブログを利用することです(ゲストブログとは自サイト以外のサイトやブログに記事を寄稿することを意味する)。今もこの手法を活用しているSEO業者は多く現在はこの手法はツールによって自動化され以前より簡単に行うことができるようになりました。ゲストブログの唯一のポイントは、他人のWebサイトにリンクを忍び込ませることです。
なぜゲストブログを2023年に避ける必要があるのか?
理由の1つは、ゲストブログが過去にGoogleを悩ませそれに対処したからです。Googleがコンテンツの品質、過度に最適化されたアンカーテキスト、バックリンクの蓄積率などを調べることで、スパムの多いブログ投稿を追跡することを学習したためです。 したがって、今日、質の低いブログ投稿はせいぜい役に立たず、最悪の場合はペナルティが待っています。
ゲストブログを選択しない場合どうすればよいか?
ゲストブログは依然として有効なリンク構築戦略ですが、それは正しく行われた場合に限られます。 繰り返しになりますが、競合他社へのリンクを既にホストしている権威あるWebサイトを特定し、それらのWebサイトに正攻法で連絡を取り、真の価値を追加する投稿を書くことを申し出ることができます。 ゆっくりと着実にレースに勝つことを考えましょう。
キーワードが豊富なアンカーテキスト
以前はキーワード完全一致に合わせて最適化されたアンカーテキストは、リンクの関連性を示すために不可欠であると考えられていたため、SEOの専門家やコンテンツクリエイターによって広く使用されていました。下記でどのような感じで以前アンカーテキストを使用していたか提示します。
例:SEO対策は検索エンジン最適化をすることを意味しており、SEO対策を行うとGoogleなどの検索エンジンでユーザーが検索したときに検索結果で上位表示される機会が増えます。
上記の青文字の部分に自サイトへのリンクを渡すことで自サイトがSEO対策のサイトで「検索エンジン最適化」や「上位表示」に関連するページであるということをGoogleに示し、その示したキーワードで検索エンジンの検索結果でランクインさせるという手法。
なぜキーワードが豊富なアンカーテキストを2023年に避ける必要があるのか?
バックリンクの関連性を示すために完全一致のアンカーはもはや必要ありません。Google はアンカー テキストを超えて、リンクの重要性を確立するために周囲のテキストとより大きなコンテキストを使用するようになりました。さらに、過度に最適化されたアンカーは、不自然でリンクスキームの一部と見なされる可能性があり、ペナルティが課せられます。
キーワードが豊富なアンカーテキストを選択しない場合どうすればよいか?
アンカー テキストを作成するための厳密な基準はありませんが、一般的には、説明的であることと過度に最適化されていないことのバランスを取る必要があります。 適切なアンカー形式には、ブランドアンカー (例: SEO対策会社SPL )、ネイキッドアンカー (例: https://www.tsujigawa.com/ )、および長い形式(リンク先のページの説明を含む)のアンカー (例: 良質なコンテンツとは?SEOとの関係性と作成方法 ) などがあります。
EATの最適化
2018年8月、Googleは主要なアルゴリズムの更新をリリースしました。そして現在も専門性、権威、信頼性(EAT)が現在ランキング要因であると広く信じられています。この更新後多くのSEO業者が、評判の良いライターの採用、ページの最適化、古い投稿の更新、スペルチェック、ソーシャルシグナルの取得など、多くの提案が含まれるEAT最適化のアドバイスを行うという風潮が高まりました。
なぜEATの最適化を2023年に避ける必要があるのか?
EAT最適化のアドバイスはどれもあなたのウェブサイトに害を及ぼすものではありませんが、そのような最適化がランキングに何らかの影響を与えるという決定的な証拠はありません 。 この目的のために、EATの最適化ばかりに時間を費やすよりも、その他のもっと重要なSEO戦術に時間や労力を費やされたほうがより良い結果をもたらす可能性が高いです。 そうは言っても、時間があれば、明確な専門知識と権威のシグナルを備えたより透明性の高いウェブサイトを構築することはあなたにさらなるメリットをもたらすと思います。
EATの最適化を選択しない場合どうすればよいか?
SEOツールを使用しサイト全体およびページ固有の監査を実行し、SEO に影響を与えることが証明されている多数のコンテンツおよび技術的な問題を修正します。
自分のおすすめは「孤立したページ とは?のその他のツールを使用する」にあるScreaming Frog SEO Spiderとahrefs.comです。使い方はリンク先にも掲載しているので気になる方は一度目を通してみてください。
AMPでのサイト構築
AMPは、非常に高速なウェブページを開発するためのGoogle主導のオープンソースフレームワークです。 AMPを早期に採用したユーザーは、読み込み速度が劇的に向上し、Googleによっていくつかの検索上の利点が得られました。 当初は、いくつかの厳しい設計制限もありましたが、徐々に解除されました。私もAMPを用いていくつかのサイトを構築したことがありますが以前はそれだけで検索上位を占有できるという面白い時代があったのも事実です。
なぜAMPでのサイト構築を2023年に避ける必要があるのか?
まず、AMPは現在ランキング要因ではありません。
第二に、AMP変換はSEO界隈でさまざまな結果をもたらし、多くの採用者が最終的に非AMPWebサイトに戻ってきました。現在のコンセンサスは、AMPはニュースやメディアのWebサイトにのみ有用であり、変換されたときに主要な SERP(検索結果)ポジションが付与されるというものです。 ニュースやメディアのWebサイトでない場合は、AMPに変換するメリットはほとんどありません。
AMPでのサイト構築を選択しない場合どうすればよいか?
AMPっを利用せずにAMPのような読み込み時間を実現できるようにサイトの構築と修正を行いましょう。 まず、Google の「PageSpeed Insights」にアクセスして、ページにどのような問題があるかを確認することをお勧めします。
また具体的にページ表示速度の改善を行いたい場合は「モバイル(レスポンシブ)サイトを改善する方法のサイトの速度を改善する」をご覧ください。
コンテンツの回転
コンテンツの回転とは、古いコンテンツに小さな変更を加えてそのコンテンツを流用し新しいコンテンツを作成することです。 手動で行うことも、専用のソフトウェアを使用していくつかの類似したページのマッシュアップを作成することもできます。 コンテンツの回転は、品質よりも量が優先され、バックリンクプロファイルを成長させ、独自の Web サイトのコンテンツの安定したストリームを配信するために多くの投稿が必要だった時代に流行りました。
なぜコンテンツの回転を2023年に避ける必要があるのか?
コンテンツの回転により、それぞれのページの品質が非常に低くなり、現在のGoogle のアルゴリズムによって簡単に識別され、無視されるか、ペナルティが課せられます。 したがって、この戦術は役に立たないものであり最悪ペナルティが課せられるという危険なものになります。
コンテンツの回転を選択しない場合どうすればよいか?
自分のウェブサイトのコンテンツを増やし最新の情報をユーザーに提供することが主な目標である場合は、古い投稿を新しい投稿に流用するのではなく、古い記事を更新することを選択してください。 タイトルに現在の年を追加し、ページの上部になぜ更新したかなどのいきさつなどを追加し、コンテンツが最新で事実あることを確認してください。投稿をスピンアップするのと同じくらいの労力がかかりますが、品質が向上し、トラフィックは新しい投稿から得られるものと同様かそれ以上になる可能性があります。
私的な見解になりますが、わざわざ古い記事を更新するよりもほぼ同じ労力がかかるという点を加味すると、同じような記事をリリースするよりキーワード調査を丁寧に行い新しい金脈となるキーワードを見つけ、それに沿った良質で有意義なコンテンツを作成する方がおすすめです。
完全一致ドメイン
完全一致ドメイン、つまり狙っているキーワードを含めたドメインは、以前SEO対策において大きな影響を及ぼす要因の一つでした。 実際昔は私もこれを活用していました。検索クエリに適したドメイン名を使用すればランク付けするのは非常に簡単だったので、Webサイトのコンテンツが何であるかはあまり重要ではありませんでした。完全一致ドメインの例としては、居酒屋東京.jpやginza-clinic.com など狙ったキーワードをドメインに入れて検索順位の上位を狙うという手法がありましたし実際にこの手法はとても効果がありました。
なぜ完全一致ドメインを2023年に避ける必要があるのか?
2012年までさかのぼりますが、おそらくそれよりも前に、Google はアルゴリズムを微調整して、完全一致ドメインをランキングシグナルとして無視し、代わりにコンテンツの品質に重点を置きました。
完全一致ドメインを選択しない場合どうすればよいか?
完全に一致するドメインを持つことに問題はなく、Googleはその名前だけで質の高いWebサイトにペナルティを課すことはありません。ただし、完全に一致するドメインを使用するということは、ブランド名を使用していないことを意味し、おそらくドメイン名としては長すぎるキーワードフレーズを使用している可能性があり、どちらもユーザーエクスペリエンスの面で見たときに問題が出てきます。 ユーザーにとって使いやすいものにし、ドメインにブランド名を使用することをお勧めします。
メタキーワードタグ
キーワードタグは過去の産物で議論する余地がないという人も多いと思いますが、現在でも、一部のクライアントからメタキーワードを入れてくれと要求されることも多く、多くのWebサイトにまだ存在しています。メタキーワードタグはHTMLタグの一つなのでウェブサイトの表面を見てもそれを確認することはできません。以前の検索エンジンは精度が低く、対象のウェブページがどんなページなのかを判断するために用いられており、このメタキーワードを埋め込むことでコンテンツの内容に関係なく上位表示されていました。
なぜメタキーワードタグを2023年に避ける必要があるのか?
2009年9月、Google はページのランク付けにキーワードメタタグを使用しないという公式発表を行いました。 キーワードタグにもペナルティは課されないため、必要に応じて、またはクライアントがメタキーワードタグを入れてくれという場合は自由に使用できますが、時間の無駄になることはほぼ確実です。
メタキーワードタグを選択しない場合どうすればよいか?
あなたのページが何であるかを Google に伝える唯一の方法は、ユーザーの検索の意図に一致し、健全な質の高いコンテンツを作成することです。
質の高いコンテンツについては「良質なコンテンツとは?SEOとの関係性と作成方法」をお読みください。
時代遅れの意味のないSEO対策まとめ
この記事を書きながら思ったのですがこの記事は今まで自分が書いてきた記事の中でもお面白い記事の一つでした。SEO対策というジャンルに長くいるので、ああ昔は簡単だったな、あの時期は見えない答えを日々探してたなみたいな感じで振り返ることができました。
良い時代ではありましたが皆さんは上記に挙げた意味ないSEO対策を2023年に行うことはやめてください。もし当てはまるものがあれば時間の無駄ですしあなたのウェブサイトによい結果をもたらしません。