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XMLサイトマップとは?なぜ必要?設定方法

XMLサイトマップとは?なぜ必要?設定方法

XMLサイトマップとは?なぜ必要?設定方法
XMLサイトマップとは?なぜ必要?設定方法

XMLサイトマップは、Googleをあなたのウェブサイトの重要なページに導くWeb サイトのロードマップとして機能します。 XMLサイトマップはSEOに適しているため、 内部リンクの設定がまだ完全でなくても、Googleが重要なページをすばやく見つけられるようになります。この投稿ではサイトマップがどのようなものであるか、およびそれらがランクを上げるのにどのように役立つかについて説明します。

XMLサイトマップとは何ですか?

XMLサイトマップは、ウェブサイトの重要なページをリストしたファイルで、Googleがそれらすべてを見つけてクロールできるようにします。 また、検索エンジンがウェブサイトの構造を理解するのにも役立ちます。 ウェブサイトのすべての重要なページを Google にクロールしてもらいたい….しかし、ページを指す内部リンクがなく、ページを見つけるのが難しい場合があります。 サイトマップはそのような状況の時に、コンテンツの発見をスピードアップするのに役立ちます。

XMLサイトマップはどのようなものですか?

XMLサイトマップは、投稿やページをリストする標準化された方法を提供し、検索エンジンでGoogleボットなどのクローラーにサイトを発見しやすくするためのものです。 下記は非常に単純な例で、単一の URL を持つサイトマップです

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url>
<loc>https://www.tsujigawa.com/</loc>
<lastmod>2023-01-01</lastmod>
</url>
</urlset>

これは、いくつかの部分で構成されています。
順を追って説明します。
<?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8″?>
XML version declaration: 検索エンジンクローラーが読み取るファイルの種類を判別するために使用する。
必ずUTF-8を使用する必要がありこれはそのままコピペで使用してください。

<urlset xmlns=“http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9”>
URL set: プロトコルについて検索エンジンに伝えます。

<url>
<loc>
https://www.tsujigawa.com/</loc>
</url>

URL: ページの URL をリストします。

<lastmod>2023-01-01</lastmod>
Lastmod: ページが最後に変更された日時を示す日付形式。

すべてのサイトマップが有効であるためには、この基準に従う必要があります。 <priority> や <changefreq> などのプロパティは他にもありますが、これらはサイトマップの動作やパフォーマンスには影響しません

XMLサイトマップの例

例を見てみましょう。 以下は tsujigawa.com のXMLサイトマップのスクリーンショットです。 このサイトマップには、tsujigawa.com のさまざまなサイトマップがすべて表示されています。 各行の終わりに日付が表示されています。 これにより、各投稿が最後に更新された時期が Google に通知され、更新されたコンテンツをできるだけ早くGoogleにクロールしてもらえるため、SEOの役に立ちます。 サイトマップの日付が変わるとGoogleは、再クロールしてインデックスに登録する新しいコンテンツが存在することを認識します。

サイトマップのスクリーンショット
サイトマップのスクリーンショット

ご覧のとおり、tsujigawa.com XML サイトマップにはいくつかの「インデックス」サイトマップが表示されます。 sitemap-pt-post-2022-12.xml, sitemap-pt-page-2022-12.xml, sitemap-misc.xml このような分類により、サイトの構造ができるだけ単純になります。 したがって、インデックスサイトマップの1つをクリックすると、その特定のサイトマップ内のすべての URL が表示されます。 たとえば、 sitemap-pt-post-2022-12.xmlにアクセスすると2022年12月に投稿したブログのすべての投稿 URL が表示されます。

2022年12月の投稿XMLサイトマップ
2022年12月の投稿XMLサイトマップ

大規模なWebサイトの場合、インデックス サイトマップを分割する必要がある場合があります。
1つのXMLサイトマップは50,000 URLに制限されており、最大 50 MB のファイルサイズを持つことができます。そのため、Web サイトに50,000を超える投稿がある場合、投稿URL用に2つの別個のURLが必要になるので気を付けましょう。

XMLサイトマップが必要なWebサイトとは?

Google のドキュメントによると

サイトマップは「非常に大規模なWebサイト」、「 大規模なアーカイブを含むWebサイト」、「外部リンクがいくつかある新しいWebサイト」 、および 「リッチメディアコンテンツを使用するWebサイト」に有益です。

と記述されています。
Google によると、適切な内部リンクにより、すべてのコンテンツを簡単に見つけられるはずだという考え方があるので小規模なサイトで内部リンク対策をしっかりしているサイトであればXMLサイトマップは必ずしも必要であるとはならないようです。
では究極の質問になりますがあった方がいいのか、ない方がよいのか…これに私の経験で答えるとするなら、XMLサイトマップはすべてのWebサイトにとって有益であると考えています。どんな小規模なwebサイトでも、Googleに重要なページを簡単に見つけてもらうためにも、最終更新日を知せることができるサイトマップは必要だと思うからです。

XMLサイトマップに含めるページはどのように選ぶのか

XMLサイトマップに含めるページをどのように決定しますか?
常にURL同士の関連性を考えることから始めてください。訪問者が特定のURLにたどり着いたとき、あなたにとってそれが良いことなのか悪いことなのか、ユーザーに見せたいものなのかを考えましょう。アクセスユーザーに対してそのURLを見せる必要がないまたは見せたくない場合は、XMLサイトマップの中にそのURLを記述すべきではありません。ただし、そのURLを検索エンジンの検索結果に表示したくない場合は、「noindex」タグを追加する必要があります。サイトマップから除外しても、GoogleがそのURLをインデックスに登録しないわけではありません。 Google がリンクをたどってURLを見つけることができれば、Google は URL をインデックスに登録できます。だからインデックスさせたくない場合は「noindex」タグを追加するようにしましょう。

例: 新しいブログ

たとえば、新しいブログを始めるとします。もちろん、ターゲットユーザーが検索結果でブログの投稿を見つけられるようにする必要があります。 そのため、すぐに投稿をXMLサイトマップに含めることをお勧めします。ほとんどのページは、訪問者にとって関連性のある結果であると考えて間違いありません。ただし、ユーザーがお問い合わせページでお問い合わせを行った後に表示されるお問い合わせ送信完了のページ は、検索結果に表示したいものではありません。この場合、サイトマップからすべてのページを除外するのではなく、この1つだけを除外します。

ブログ投稿に加えて、ブログを書いていくといくつかのカテゴリとタグも作成していくことになるでしょう。 これらのカテゴリとタグには、その特定のカテゴリまたはタグのすべての投稿を一覧表示するアーカイブページがあります。 ただし、最初はこれらのアーカイブページを埋めるのに十分なコンテンツがなく、 「薄いコンテンツ」 になる可能性があります。 たとえば、投稿を1つだけ表示するタグアーカイブは、訪問者にとってそれほど価値がありません。ブログを始めたばかりのときはサイトマップからそれらを除外し、十分な投稿ができたらそれらを含めることができます。

ただし、この種の最初は薄いコンテンツページものちのち優れたSEO要素を持ったページになる可能性があります。最初は少し「薄い」と思うかもしれませんが、素晴らしいランディングページになる可能性があるので、情報や画像を追加して充実させてください。 この場合、サイトマップから除外しないでください。

Googleにサイトマップを見つけてもらう方法

XMLサイトマップをGoogleにすばやく見つけてもらいたい場合は、それを Google Search Console アカウントに追加する必要があります。サイトマップは「サイトマップ」セクションにあります。サイトマップを追加すると、Google がサイトマップ内のすべてのページをインデックスに登録したかどうかを確認するのに役立ちます。特定のサイトマップで「送信済み」と「インデックス済み」の数に大きな違いがある場合は、さらに調査することをお勧めします。一部のページをインデックスに登録できないエラーが発生している可能性があります。

XMLサイトマップに関するよくある質問

XML サイトマップに関して多くの質問が寄せられています。以下の FAQ でいくつかの質問に回答しています。

Google Search Console で XML サイトマップにエラーがあると表示された場合はどうなりますか?
XML サイトマップが有効でない場合、または検索エンジンによって正しく読み取られない場合は、リストされているエラーの種類を確認する必要があります。 検索エンジンがXMLサイトマップを読み取らない場合は、検索エンジンのウェブマスターツールに送信されていることを確認してください。 有効でない場合は、エラーを確認して、問題に対する具体的な解決策を見つけてください。

WebサイトにXMLサイトマップがあるかどうかを確認する方法は?
ほとんどの場合、自分のドメインの後に /sitemap.xml を追加することで、サイトにXMLサイトマップがあるかどうかを確認できます。 したがって、私のこのサイトの場合は www.tsujigawa.com/sitemap.xml になります。

XMLサイトマップを更新するにはどうすればよいですか?
サイトマップを手動で作成および更新する方法もありますが、それはあまりお勧めしません。 ワードプレスをお使いの方は対応したプラグインを使うことをお勧めします。 手動の場合、コンテンツを追加または更新するたびに、このプロセスを繰り返す必要があり、一昔前は私もジェネレーターなどを使ってサイトマップを生成し手動で更新していた時期もありましたが更新したことを忘れてしまったりよく抜かすことが多かったのでできるだけ自動でサイトマップが生成される環境を構築しましょう。私はワードプレスでこのウェブサイトを構築しているので、Google XML Sitemapsというプラグインをインストールして長年愛用しています。すべての更新が自動的に行われます。

XMLサイトマップで <priority> を使用すべきですか?
以前は、サイトマップに <priority> 属性を追加すると、Google が特定の URL を優先する必要があることを Google に知らせることができると確信していました。 残念ながら、<priority> は何もしません。Google自体が公式に、サイトマップで見つかったコンテンツを読み取って優先順位を付けるためにこの属性はあまり意味がないと発言したからです。

【まとめ】XMLサイトマップの作成は必須かつ重要

これでXMLサイトマップを持つことがいかに重要であるかがわかりましたね。
XMLサイトマップを持つことは、サイトのSEO対策に役立ちます。正しいURLを追加すると、Googleは最も重要なページや投稿に簡単にアクセスできます。また、Googleは更新されたコンテンツを簡単に見つけることができるため、URLを再度クロールする必要がある時期がわかります。 最後に、XMLサイトマップを Google Search Console に追加すると、Google がサイトマップをすばやく見つけられるようになり、サイトマップのエラーをチェックできるようになります。

XMLサイトマップをチェックして、正しく作成されているかどうかを確認してください。

皆様のSEO対策がうまくいきますように。

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